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弦楽四重奏曲第38番 (ハイドン) : ウィキペディア日本語版
弦楽四重奏曲第38番 (ハイドン)[げんがくよんじゅうそうきょくだい38ばん]

弦楽四重奏曲第38番変ホ長調op.33-2は、オーストリアの作曲家、フランツ・ヨーゼフ・ハイドンによって、1781年に作曲された弦楽四重奏曲である。まとめて出版されたop.33「ロシア四重奏曲」6曲(第37番-42番)中の2曲目であることから、「ロシア四重奏曲第2番」とも呼ばれ、また、第4楽章のユーモアある終わり方から、「冗談」というニックネームを持っている。
*演奏時間:20分ほど
*作曲時期:1781年
*作品番号
 *Op. 33, No. 2
 *FHE No. 71
 *Hob. III. 38

==構成==
作曲の経緯については、「ロシア四重奏曲」の項を参照のこと。
*第一楽章 Allegro Moderato
:簡潔ながらも、よく整い美しい均衡を保ったソナタ形式である。
*第二楽章 Scherzo (Allegro)
:スケルツォ的な特徴はやや希薄であるが、特に楽しい楽章である。
*第三楽章 Largo e sostenuto
:歌謡風の旋律と、シンコペーションを伴った二つの旋律を主題とする変奏曲である。
*第四楽章 Finale (Presto)
:ユーモアある終わり方で知られる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「弦楽四重奏曲第38番 (ハイドン)」の詳細全文を読む



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